脱毛後に注意する9つのことと気をつけること
脱毛サロンで施術してもらうと、ムダ毛はなくなるし、美肌になるローションも塗ってもらえるので、美しくなったお肌に満足します。
だけど、脱毛後に注意することがあるんです!
いつも当たり前のようにやっていることでも、脱毛後にはやってはいけないことがあるなんて、管理人も脱毛を始めるまで知りませんでした。
ご存知ならいいのですが、もし知らない場合はつづきをお読みください。
「知っているよ。」と思っていても、「えっ、これもダメなの?」と思うこともあるので脱毛後は注意してくださいね。
☑脱毛後に注意すること
☑注意すべき日数
☑気をつけること
☑赤くなってしまった時の対処方法
についても紹介しておきます。
もくじ
お風呂に入らない
お風呂って毎日入るものだと思っているので、ついつい脱毛後も入ってしまいそうになります。
ですが、脱毛した当日の入浴は禁止です。
どうしてかというと、入浴すると血行がよくなって体温があがりますよね。
体内に熱がこもりやすくなり、赤みやかゆみが出てきたりなどの肌トラブルが起こりやすくなるからです。
脱毛するときに人肌以上の熱を照射するため、火傷はしませんが、熱を照射された肌はデリケートになっています。
そのお肌の状態で湯船につかると肌に刺激を与えてしますのです。
だけど、どうしても一日の汚れを落としたいのであれば、シャワーにしてください。
ですが、シャワーを浴びるのにも注意が必要です!
必ずぬるま湯にしてください。
体をゴシゴシ洗うのもNGです。
ぬるま湯のシャワーをさっと浴びるだけで十分ですが、もし体を洗いたのであれば、手のひらでなでるように優しく洗います。
どうしてもタオルを使い場合は、やわらかいタオルやシルクのタオルを使います。
ナイロンタオルやあかすり用のタオルは使わないでくださいね。
スクラブケアはもちろん、ピーリング効果のあるケア用品を使うのもNGです。
温泉も岩盤浴もNGですので注意してください。
注意するのは脱毛後を含めて3日間です。
ただし、温泉や岩盤浴は1週間くらい様子をみた方がいいです。
運動しない
脱毛後は、運動禁止です。
運動ときくと、激しいスポーツを思い浮かべて軽い運動なら大丈夫だと思ってしまいますが、ヨガなども控えるようにしてください。
自宅で軽いストレッチ程度ならOKです。
運動をすると汗をかいたり体温が上がったりしますので、炎症を起こさないために控えてください。
水泳もNGです。
特に水泳の場合ですが、プールには大勢の人が利用しますので、雑菌が繁殖しやすくなって炎症を起こす原因になります。
注意するのは脱毛後の当日のみです。
翌日から激しい運動もOKです。
ただし、プールやホットヨガは1週間くらい様子をみた方がいいです。
飲酒
お酒もNGです。
お酒を飲むと入浴したときと同じように体温が上昇します。
飲酒を控えるのは脱毛した当日のみでOKです。
マッサージ
マッサージは血のめぐりが良くなって体温があがりますし、マッサージされるときに摩擦が起こります。
脱毛後のお肌はデリケートになっていますので、刺激を与えるマッサージは控えましょう。
脱毛後、1週間は控えた方がいいです。
制汗剤・日焼け止め
制汗剤は肌に刺激を与えるのと、制汗剤には化学薬品などが含まれています。
肌トラブルを起こす可能性もゼロではありませんので、1週間は控えた方がいいです。
日焼け止めを塗るかわりに、洋服、帽子などで紫外線をカバーします。
日焼け
脱毛で人肌以上の熱を照射された肌はデリケートになっていますので、さらに肌に熱を与えることになる日焼けはNG行為です。
ムダ毛処理
脱毛後は毛根やお肌がデリケートになっているため、自己処理はNGです。
脱毛した数日後に表面に出ていなくて隠れていた毛が、毛根から焼切られパラパラと抜けます。
もし抜けなくても、自分で抜くことはせず自然に抜けるまでそのままにしておきます。
自己処理は2週間後からにしてください。
自分で保湿しない
熱を照射されるとお肌は潤いを失い乾燥します。
そのため、脱毛サロンでは施術の最後に、保湿クリームなどを塗ってくれます。
自宅に帰ってから、自分で保湿する必要はありません。
デリケートになっているためかぶれることもありますので注意してください。
翌日から肌の様子を見ながら、日頃から使用している保湿用のクリームなどを使用することはOKです。
予防接種
脱毛後10日間は予防接種はうけないでください。
体質が悪化することを避けるためです。
脱毛前の10日間も予防接種をうけることは控えてください。
顔のお手入れ
顔脱毛をした後のメイクは薄化粧にしてください。
できれば、クレンジングが必要ないお湯でメイク落としできるファンデーションにするとメイク落としをするときに肌に負担がかかりません。
脱毛後1週間くらいはお肌の乾燥を感じるかもしれませんので様子をみながらお手入れするようにしてください。
乾燥するからとフェイススチーマーを使うことはおすすめしません。
水蒸気があたっているときは潤いますが、使用後は顔に必要な水分まで蒸発してしまうためより乾燥してしまうからです。
乾燥しないために保湿クリームを塗ればいいと思いがちですが、脱毛後の肌はデリケートになっているなるべくお手入れしない方がいいです。
デリケートゾーン
VIOは皮膚も薄く敏感なため、脱毛後はさらにデリケートになります。
またムレやすいため、細菌が発生しやすく炎症がおこりやすいです。
トラブルになって病院へ行くのも恥ずかしい部位なので注意したいものです。
ですので、締め付けが強い下着やタイツ、特に蒸れやすいストッキングなどは脱毛後に身に着けない方がいいです。
擦れたりムレたりしないようにしてください。
翌日から様子をみながら通常のインナーを身につけます。
パジャマや寝具
乾燥した肌が温まると痒みが出やすくなります。
脱毛後のデリケートな肌をボリボリかくと炎症をおこすキケンがあります。
そうならないためには、肌が直接触れるパジャマや寝具などは、なるべくならシルクやコットンにすることです。
自然素材は化学繊維に比べて静電気も起こりにくいですし、摩擦の負担も少ないからです。
シーツまでシルクにするのはお値段的にも大変ですが、顔脱毛をして横向きで寝るタイプであれば、ピローケースをシルクにするだけでもちがいます。
寝ている間は無意識で寝返りをうつので、顔の摩擦も起きています。
数千円で手に入るのでオススメです。
また、洗濯した時の洗剤や柔軟剤が残っているとピローケースを通して肌荒れを起こすことがあります。
シルクは汚れをためないため洗剤が少なくていいので、お財布にもお肌にもやさしいです。
どうして脱毛後には注意事項が多いの?
光脱毛は人肌以上の温度のある光を照射することで熱が発生させて、毛根にダメージを与えてムダ毛を焼切ります。
そのため、光が照射された肌はデリケートになり、バリア機能も低くなります。
通常の状態の肌のコンディションとは異なるため、日頃は問題のない日常生活でも刺激を与えたり細菌が入ってしまって肌トラブルになることもあります。
そのような状態を避けるために、脱毛後にしてはいけない注意事項が設けられているのです。
1週間ほどでお肌は元の状態に戻っていきますので、肌の様子を見ながらお手入れをするようにしてください。
脱毛後に赤みが出たときの対処方法
脱毛後に赤みが出た場合は、アイシリングしてください。
アイシリングは、ドラッグストアや100均でも手に入ります。
熱が出たときやねんざをしたときなどに使用するものなので、持っていなかったり買う必要もない場合は、ビニール袋に氷と水を入れて赤くなったところを冷やせばOKです。
自分が気持ちがいいと感じるようにタオルなどで調整してください。
くれぐれも保冷剤は使わないでください。
保冷剤は食品を冷やすものであってアイシリングをするものではないからです。
平気で使う人がいますが、整骨院の医師からも絶対に保冷剤をアイシリングに使ってはいけないと教えていただいたことがありました。
気持ちのいい冷たさで、気持ちがいいと思うまで冷やしてください。
脱毛してから3日後くらいには赤みはひきますが、それでもまだ赤いようでしたら、脱毛サロンへ連絡して事情を説明してください。
ほとんどの脱毛サロンにはドクターサポートがついているので、相談のうえ病院へ行くことも可能です。
まとめ
脱毛後にはしてはいけない注意事項があります。
脱毛後は肌がデリケートになっているため、敏感ですし細菌が入り込んで毛嚢炎(もうのうえん)になることもあります。
ですので、注意事項は守るようにしてください。
つるすべ美肌になるために脱毛サロンへ通っているのに、お肌にトラブルをかかえてしまっては意味がありません。
脱毛後のお手入れも美肌になるための大切な積み重ねになります。
脱毛後の注意事項を守ってキレイなつるすべお肌を目指しましょうね♪
脱毛をしても個人によってお肌の状態はちがいますが、注意した方がいい期間を表にまとめました。
肌の様子をみながら日常のお手入れに戻ってください。
注意すること | 注意する日数 |
---|---|
入浴 | 当日はぬるま湯 |
運動 | 当日はNG |
お酒 | 当日はNG |
マッサージ | 1週間はNG |
制汗剤・日焼け止め | 1週間はNG |
日焼け | 脱毛中は控える |
ムダ毛処理 | 2週間はNG |
保湿 | 当日は必要ない |
予防接種 | 10日前後はNG |