永久脱毛は永久じゃない!永久脱毛の意味を知ろう
脱毛について調べると、『永久脱毛』という言葉をよく見かけます。
「永久って本当に毛が生えてこなくなるの?」
と疑問が浮かびませんか?
『永久』という言葉は正しいのですが、『どこが永久なのか』がポイントで、そこをちゃんと理解している人が少ないので、詳しくご紹介しておきます。
永久脱毛の定義とは
永久脱毛には、「生涯にわたりムダ毛の処理をしなくても良い状態である」という定義があります。
永久脱毛とは、「最後に脱毛を施術してから1ヶ月後に毛の再生率が20%以下」という状態を指します。
これらは、AEA(米国電気脱毛協会)によって定められたものです。
AEAとは、
質の良い永久脱毛サービスをお客に提供するために、アメリカの電気脱毛士団体によって設立された協会です。
現在では、アメリカ以外にも、カナダ、ドイツ、イギリス、日本などの世界各国の脱毛士が加盟しています。
永久脱毛と聞くと、永遠に毛が生えてこないイメージを持ってしまいがちですが、毛が20%以下の割合で生えてきても永久的に効果がある、と認めても良いのではないか、とされているのです。
永久に毛が生えてこないことを確認するためには、長い年月がかかります。
AEAは1958年に設立されたこともあり、永久と言い切るには膨大なデータと年月が必要となります。
永久脱毛の『永久』を正しく理解しよう
永久脱毛とは、永遠に毛が生えてこない状態ではなくて、
最後に脱毛をしてから1ヶ月後に生えてきてしまった場合でも、再生率が20%以下の状態なら永久脱毛だと言うことが分かりました。
もう少し詳しく説明すると、
脱毛を完了してから生えきた毛は、照射したときに毛根がなくて寝ていた毛なのです。
光脱毛は光を照射して毛根を焼き切きる方法です。
そのため、毛根がないと脱毛処理をすることができません。
半年から一年、定期的に照射を繰り返しても、体には毛穴はたくさんあるため、その中には眠っていて隠れている毛があるのです。
いつ目覚めるかはわからないのですが、
ホルモンバランスや妊娠などによって毛が成長する場合があるのです。
と言っても、生えてくるのは、数年後にある日突然というパターンです。
何年間も寝ている毛が突然成長するのです。
だから、〇〇回脱毛に通ったから、これでもう一生毛が生えてこない。
というわけではないのです。
ですが、照射して毛根が焼き切られた毛穴からは毛は生えてこないので、
その部分については永久脱毛ができている、ということになります。
つまり、
照射したときに毛根がある毛は永久脱毛が出来ている
脱毛完了後に生えてくる毛は、照射したタイミングでは寝ていた
それが、ホルモンバランスの影響などで突然目覚めて、成長して毛が生えてくることがある
ですが、
20%以下の再生率なら永久脱毛と認めます。
ということになります。
実際に、脱毛完了後にまた毛が生えてきてしまった。
という話は身近で聞いたことはありません。
エステティシャンの意見を聞かず、自分で勝手に終了してしまった人の中には、
少しだけ生えてきた、という人はいますが、それは自分の判断で途中でやめてしまったので仕方のないことです。
それでも脱毛を始める前よりは、ほとんどのムダ毛がなくなり、自己処理も大変簡単になったと聞きます。
医療クリニックでも完全な永久脱毛はムリ
脱毛サロンは永久じゃないけど、医療クリニックは永久だと聞きくことがありますが、これは間違いです。
脱毛サロンと医療クリニックの違いは、光の温度です。
医療の現場では医師が照射するため、高熱を扱って良いことになっています。
その分、痛みがありますし、高温処理と言っても人間の皮膚に照射させるわけですから、限界もあります。
高温だろうが、照射した皮膚の部分を永久に毛が生えないようにすることはできません。
それは、上にも書きましたが、眠っていて毛根がない毛穴があるからです。
最近はニードル脱毛法をしているクリニックやサロンは少ないですが、この方法でも永久脱毛はできません。
ニードル脱毛は、毛穴の1本1本に針を刺して電流を流すことで毛根を焼きますので、結局は光脱毛と同じく、毛根を処理します。
ですから、毛根がないと脱毛処理することができないのです。
永久脱毛が受けられるところ
『永久脱毛』という意味がおわかりいただけたと思います。
永久脱毛を受けられるところは、医療機関、脱毛サロンに分かれますが、どちらを選ぶかは、脱毛方法(熱量)、料金、脱毛終了、立地、通いやすさ、予約の取りやすさ、になります。
違いについては、こちらのページに分かりやすく書いていますので、ご参考にしてください。
好みによりますが、痛さ、料金で選ぶなら脱毛サロン。
医療機関は痛みがあり料金はサロンよりも高くなりますので、とにかく脱毛終了まで早い方がいい、という場合です。
実際、医療機関を選ばれる方は、痛くても料金が高くても通う回数と脱毛終了まで短い方が良い、という理由がほとんどです。
永久脱毛が出来るのは医療機関、脱毛サロンでは永久脱毛できない。という間違った情報を信じている人がいますが、今まで説明してきたように、どちらも効果は同じですので、そのような間違った情報で選ばなくても大丈夫です。
まとめ
永久脱毛は、
「生涯にわたりムダ毛の処理をしなくても良い状態」。
医療機関、脱毛サロンでも効果は同じ。
そのため、永久脱毛ができるのは医療機関で脱毛サロンでは永久脱毛できない。ということはありません。
永久脱毛することで、光りを照射したときに毛根があれば、そこからは二度と毛が生えてくることはありません。自己処理の負担はなくなり、お肌を痛めることもありません。
ですが、
照射したときに眠っていて毛根がなくて寝ていた毛は、
ホルモンバランスの影響などで数年後に極まれに突然生えてくることがあります。
脱毛することで、もし毛が生えてきたとしても、脱毛を始める前のような自己処理は必要ありません。
それでも、もし心配で、また脱毛サロンに通いたい。
と思われる人は、数年過ぎてからもまた通うことができるシステムを利用しましょう。
シースリーには、『脱毛品質保証書』があり、
期間や回数に関係なく脱毛を完了するまで保証してくれます。